スキンケアの真実

スキンケアをする前に必ず知っておきたいお肌の基礎知識

赤ちゃんのようにやわらかな、透明でハリのあるお肌は女性のあこがれ。そんな美肌を求めて、毎日のスキンケアをがんばっている人はとても多いと思います。

 

ですがその前に……あなたは自分のお肌のことを、どれだけちゃんと知っていますか?

 

メーカーのうたい文句やテレビCMに踊らされ、思い込みのもとまちがったケアをしたり、ムダなお金を使っている人は少なくありません。

 

本当にお肌に効果的で正しいケアをするためには、まずはお肌について正しい知識を身に付けることが大事です。

 

 

まさにミクロの世界……お肌の構造ってどうなってるの?

 

私たちのお肌は大きくわけると「表皮」と「真皮」の二段構造になっており、表皮と真皮をあわせても厚みは0.3〜1ミリ程度しかありません。

 

中でも、皮膚のもっとも外側にあって常に刺激にさらされている角質層は、わずか0.02ミリ程度で、なんと食品用のラップほどの薄さです。

 

スキンケアにおいてはそれぞれの層の働きに着目し、「角質層」「表皮」「真皮」の三重構造だとする考え方もあります。

 

 

表皮とは

 

医学的な見方においては、外側から角質層、顆粒層(かりゅうそう)、有棘層(ゆうきょくそう)、基底層(きていそう)の四つに分けられます。

 

いわゆる「お肌の細胞の一生」であるターンオーバーはこの表皮で行われています。

 

新しい細胞は表皮の一番下にある基底層で作られ、そこから上へあがっていきながらそれぞれの層で違う役割を果たし、最後は死んで角質層からはがれ落ちていくのです。

角質層

 

私たちのお肌の一番外側、普段露出している部分であり、外からの刺激から体を守る、バリアの役割があります。

 

また、体内の水分が必要以上に蒸発しないよう防ぐはたらきも持っています。

 

角質層を作っている角質細胞は、肌の細胞が新しく生まれて入れ替わっていく「ターンオーバー」の過程で、死んでいった表皮細胞の死骸です。

 

まさか死んだ細胞に守られていたなんて……とおどろく方も多いかもしれませんね。

 

角質層にはそのほかに、「角質細胞間脂質(かくしつさいぼうかんししつ)」という物質があり、角質細胞のすきまを埋めています。

 

この角質細胞間脂質の4割を占めるのがセラミドという物質です。

 

セラミドには非常に高い保湿効果があり、なんらかの原因で減ってしまったり保湿効果が正常に働かなくなると、お肌は乾燥してバリア機能も低下してしまいます。

 

美しいお肌を保つためには非常に大事な物質ですので、ぜひ覚えておきましょう。

 

顆粒層

 

角質層の下にある層で、主に顆粒細胞(かりゅうさいぼう)でできています。

 

顆粒細胞の中にはガラス状のごく小さい粒がたくさんあって、それが紫外線を跳ね返し、お肌の奥深くに届かないよう守ってくれています。

 

また、顆粒細胞がさらに成長し、その上の角質層にたどりついた時、彼らはお肌のうるおいを保つのに欠かせない「セラミド」やNMFと呼ばれる「天然保湿因子」へと変わります。

 

お肌のバリア機能を支えてくれる、とても大切なところです。

 

有棘層

 

顆粒層の下、表皮の中でいちばん厚いのが有棘層です。有棘細胞(ゆうきょくさいぼう)が何層にも重なり合い、お互いにしっかりくっつきあって、お肌の物理的な強度を保っているのです。

 

有棘細胞の間にはリンパ液が流れていて、老廃物を交換したり、お肌に栄養を運んだりもしています。

 

また、この層にある「ランゲルハンス細胞」と呼ばれる免疫専門の細胞は、上の層をとおりぬけて侵入してきたダニやウイルス、害になる花粉など、私たちのカラダによくない異物をキャッチして食べてくれる心強い味方です。

 

基底層

 

表皮の一番下にあるのが基底層で、ターンオーバーの出発地点でもあります。

 

新しいお肌の細胞が生まれるとても重要な場所であり、また紫外線からお肌を守るメラニン色素の製造工場も持っています。

 

基底層と真皮の間には基底膜(きていまく)と呼ばれる膜があって、ターンオーバーができない真皮をさまざまなダメージから守ってもくれています。

 

【PR】 ハリ肌キープのためのオールインワンゲル
お肌を若く保つために欠かせないのは再生力。押す指を押し戻すほど弾力のあるテクスチャーはお肌のハリをうみます。
その復元力を蘇らせるのに優れているのがこの「フィトリフト
復元力を与えるハリネットポリマーがお肌を強力にリフティングし、 ピンとしたきめ細やかなハリ肌をよみがえらせ、お肌が持つ本来の美しさへと導きます。

 

真皮とは

 

表皮の下にある層で、お肌の弾力性やうるおいを保つ「お肌の基盤」といえる場所です。

 

コラーゲンの柱をエラスチンが束ねて支え、その間をヒアルロン酸の壁材が埋めている、大まかにいうとそんな構造をしています。

 

真皮はターンオーバーをすることができないため、ここがダメージを受けると回復するのはとても困難。

 

ケガをしたあと、傷はふさがっても痕が残ってしまうことがありますが、それは真皮が受けたダメージを回復しきれていないからなんです。

コラーゲン

 

真皮の「柱」の役割をしている繊維状の成分で、なんと真皮全体の70%を占めています。

 

とても弾力があってやわらかく、保水力もバツグンで、若々しい弾力のあるお肌はコラーゲンの力によるところが大きいです。

 

エラスチン

 

コラーゲンを束ねてしっかりと支えることで、お肌のハリを生み出している成分です。

 

エラスチンが衰えるとコラーゲンをきちんと支えきれず、お肌のハリが失われてしまいます。

 

 

ヒアルロン酸

 

コラーゲンやエラスチンといった繊維の柱の隙間を埋めている、ゼリー状の保水成分です。

 

自分の600倍もの水をたくわえられるほどバツグンの保水力があり、お肌の内側のうるおいを保つはたらきをしています。

 

年齢によるお肌の変化へ洗顔&クレンジングの方法へメイク落としの真実へクレンジングの落とし穴へ洗顔料選びのポイントへ正しい洗顔方法へスキンケアアイテムの選び方へ化粧水の選び方へ美容液の選び方へ化粧水と美容液の使い方へ